スイスの中央銀行である「スイス国立銀行」は、利下げを決めた政策金利決定会合後の声明で、「自国通貨売り」の為替介入を行う姿勢であることが明らかになりました。
それによると、自国通貨である「スイス・フラン」を売り外国通貨を買うことによって、自国通貨を切り下げる景気対策をするとのこと。
さて、自国通貨切り下げによってどのように景気対策ができるのでしょうか?
まず、この施策によって「スイス・フラン安」の状態になり輸入貿易が厳しくなってきます。と言うことは、自国の商品が相対的に安くなり守られること(保護貿易)に繋がります。逆に「輸出」は為替によって商品の価格が安くなるので潤うことになります。
実は、日本が今一番苦しめられているのはこの点なのです。円高によって輸出産業が大打撃を受け、景気減速を加速させている現状ですので、海外のマーケット関係者は次は日本が為替介入するのではないかと噂される状況になっています。
一見、自国の通貨の価値が上がれば、それだけ国の価値が上がるように考えがちですが、自国の得意とする産業や貿易と複雑に絡み合っているのです。








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