電機大手の「シャープ」は、台湾の電子機器受託製造サービス大手「鴻海グループ」と資本業務提携を行うと発表しました。
シャープが鴻海グループの4社に対し第三者割当増資を実施する予定で、増資後の同グループの出資比率は9.88%となり、グループ単位で見ると大株主の「日本生命」や「明治安田生命」を上回り事実上の筆頭株主となる見通しです。
このほか、液晶パネルを製造する堺工場の運営会社「シャープディスプレープロダクト」について、シャープが保有する株式93%の半分を鴻海グループの会長などに譲渡し、同工場で生産されるパネルの半分を鴻海グループが引き取るなどの共同運営に移行する方針です。
鴻海グループは、フォックスコン(Foxconn)のブランドで知られる電子機器受託製造サービスの世界最大手で、世界的なパソコンメーカーや電機メーカーなどを主な取引先として事業を拡大しており、シャープにとっては資金面のみならず販売先の確保など業務面においても提携効果を期待できる一方、勢いに勝る同グループとの提携で難しい舵取りを余儀なくされる可能性も懸念されます。







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