スウェーデンの大手自動車メーカー「サーブ」(SAAB)は、9月7日付でベーネルスボリ地方裁判所へ会社更生手続を申請したことが明らかになりました。
1947年に設立の同社は、1990年にアメリカの自動車大手「ゼネラル・モーターズ」(GM)に買収されると、同グループのヨーロッパ部門を担う一角として事業を展開していました。
しかし、景気低迷による自動車産業の落ち込みで親会社のGMが経営破綻すると、2009年2月には連鎖するかたちで同社も1度目の会社更生手続を申請し、その後はオランダの高級スポーツ車メーカー「スパイカー・カーズ」の傘下に入り再建を目指していました。
ところが、経営環境は悪化の一途を辿り、取引先への支払い遅延や従業員への給与未払いが続くなど資金繰りが行き詰まったため、自力での再建を断念し今回の措置に至ったようです。
今後は裁判所による更生計画の認可を待って、当面のつなぎ資金を調達し遅延している給与などの支払いを行うほか、合意している中国企業からの出資手続を早急に進め経営の安定化を図る方針です。
Saab Automobile AB Files For Voluntary Reorganization - Saab Newsroom
(2011/9/9:追記)
サーブから会社更生手続の申請を受けていた同裁判所は、9月8日付で申請を却下したことが明らかになりました。これにより破産手続への移行も懸念される状況となっています。







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