元・東証1部上場のアパレルメーカー「株式会社レナウン」は、10月30日付で東京地方裁判所より再生手続の廃止決定を受けたことが明らかになりました。今後は破産手続へ移行する予定です。
1902年に創業の旧レナウンを前身として、2004年にグループだった旧ダーバンとの経営統合で設立された同社は、主力ブランドとして「アーノルドパーマー」や「ダーバン」を有するほか、一時はイギリスの高級ブランド「アクアスキュータム」を傘下に加えるなど事業を拡大していました。
しかし、バブル崩壊や競争激化で業績が悪化すると、2004年の経営統合を筆頭に合理化策を相次ぎ実施したものの、その後も業績不振が続いたことから、中国の繊維大手「山東如意グループ」の傘下に入り再建を目指していました。
ところが、業績不振から抜け出せないなか、消費増税や暖冬による売上減に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による営業自粛が追い討ちとなり、今年5月15日に子会社から民事再生法の適用を申請されていました。
再生手続ではレナウンを一体として引き受ける支援スポンサーを探したものの、折り合いがつかず断念し、主力の5ブランドを同業の「小泉」(大阪市)に譲渡した一方、自らは会社清算することを決定し事後処理を進めていました。







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