イギリスの旅行代理店大手の「トーマス・クック・グループ」は、9月23日付でロンドンの裁判所に破産を申請したと発表しました。今後は清算の手続きに入ります。
1841年に創業の同社は、世界で最も古い旅行代理店とも言われる老舗業者で、鉄道切符の一括手配を考案するなど団体旅行・パック旅行を扱ったほか、トーマス・クックの鉄道時刻表は旅行者のバイブル的な存在として長きにわたり愛用され、その後はホテル事業や航空会社の「トーマス・クック航空」を運営するなど事業を拡大していました。
しかし、個人によるインターネット予約が普及したことで、近年は業績悪化が続くなど厳しい経営環境に陥り、中国企業からの9億ポンド(約1200億円)におよぶ資金援助により生き残りを目指したものの、事業継続にはさらなる追加資金が必要となったため、資金繰りが行き詰まり今回の措置に至ったようです。
なお、同社が手配している予約は即日キャンセルとなったため、イギリスからの旅行者15万人以上が旅行先で足止めとなっています。









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