
東証・名証1部上場の海運大手「日本郵船」は、2019年3月期第1四半期決算短信を発表し、四半期営業損益が81億1900万円の赤字に陥ったことを明らかにしました。
2019年3月期第1四半期連結業績:日本郵船
売上高 | 営業損益 | 純損益 | |
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2019年3月期(1Q) | 4648億9500万円 | △81億1900万円 | △45億9400万円 |
前年同期 | 5217億2100万円 | 35億7200万円 | 53億9800万円 |
通期予想 | 1兆7650億円 | 20億円 | 120億円 |
「日本郵船」「川崎汽船」「商船三井」の定期コンテナ船事業の統合会社「ONE」がサービスを開始したことに伴い、同社が持分法適用会社となったため、定期コンテナ船事業の売上計上がなくなった一方、定期コンテナ船事業の終了に伴い多額の一時費用が発生したことから、定期船事業では166億円の赤字となりました。
また、航空運送事業では、子会社「日本貨物航空」が国土交通省より指摘された過去の不適切な整備作業について、機体の健全性を確認するため、6月中旬から全ての航空機(11機)を運休したことで、16億円の赤字となりました。