山形県山形市に本拠を置く百貨店経営の「株式会社大沼」は、1月26日をもって「大沼山形本店」を閉店し、自己破産の申請を視野に事後処理を進めることが明らかになりました。
1700年に創業の大沼は、1950年の法人化とともに現在の本店を開店し、1967年に酒田店(後の酒田駅前店)、1970年に米沢店、1971年に酒田中町店を相次ぎ開店するなど事業を拡大していました。
しかし、1973年に酒田駅前店を閉店すると、1976年の酒田大火で酒田中町店を焼失し、再建した酒田店も業績悪化により1984年に経営から撤退していました。その後も、景気低迷や郊外型ショッピングセンターとの競争激化で売上の減少に歯止めが掛からず、幾度かの経営権の移転を経て、2019年8月には米沢店の閉店に追い込まれていました。
なお、1月26日には従業員や取引先に対して本店を閉店することが伝えられたほか、今後の方針については27日にも明らかにする予定です。
2020年1月27日:追記
1月27日付で山形地方裁判所に自己破産を申請し、同日付で破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約30億円の見込みで、関連会社の「株式会社大沼友の会」にも同様の措置が取られました。










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