東証1部上場で東京都中央区に本拠を置く海運業の「第一中央汽船株式会社」は、9月29日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したと発表しました。
「第一汽船」と「中央汽船」の合併により1960年に設立の同社は、住友グループ系企業を主な取引先として外航・内航の不定期船を手掛け、国内では大阪・和歌山・鹿島、海外ではニューヨーク・ロンドン・香港・上海・マニラ・ベトナムに拠点を開設するなど準大手の海運業として事業を展開していました。
しかし、海運市況の低迷で受注が落ち込んだことに加え、原油高に伴う燃料費の高騰で業績が悪化すると、所有する船舶の売却や造船契約の解約などのリストラを進めたものの、収益改善には至らず自力での再建を断念したようです。
同社によると、子会社の「スターバルクキャリア」も同様の措置を取り、負債総額は第一中央汽船が約1196億円、スターバルクキャリアが約568億円です。
また、同社株式は9月29日から10月29日まで整理銘柄に指定された後、10月30日付で上場廃止となります。









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