東京都渋谷区に本拠を置く映画製作・配給の「シネカノン」は、1月28日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
1991年に設立の同社は、2000年に韓国映画「シュリ」の配給を行い韓流ブームを生み出すと、2005年以降は自ら企画・製作・配給を手掛けた「パッチギ!」や「フラガール」が大ヒットし、数々の映画賞を受賞。
また、直営映画館として「シネカノン有楽町」「ヒューマントラストシネマ渋谷」等を展開するほか、有楽町イトシアにスタンディングバー「CHE」をオープンするなど事業を拡大していました。
しかし、フラガール以降はヒット作に恵まれず映画事業の業績が悪化すると、景気低迷や競争激化により映画館事業も売上が大きく減少。
そんな折、映画製作の資金支援を受けていた信託会社「JDC信託」の不正資金流用が発覚すると、同社の資金繰りも行き詰まり、単独での経営再建を断念したようです。
帝国データバンクによると、映画館の運営を行っていた「CQNシネマ」も同様の措置が取られ、負債総額はシネカノンが約40億3000万円、CQNシネマが約6億7000万円、合計で約47億円の見通し。









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