
ドイツの自動車大手「BMW」は、自動車レースの最高峰であるF1レースから、今シーズン限りで撤退することを明らかにしました。
同社によると、現在の自動車産業が置かれている状況を踏まえ今後の経営方針を精査した結果、F1レース参戦への資源を環境対応車の開発に振り向けるのが得策と判断したようです。
また、2006年に「ザウバー」チームを買収し、BMW独自チームとして参戦を始めてから着実に成績を伸ばしていましたが、ルール変更などの影響もあり今シーズンは成績が低迷したことも、撤退の決断を急がせたと思われます。
今不況下においてF1レースからの撤退を表明するのは、昨シーズン終了時の「ホンダ」に次いで2チーム目。