入社式の前日に新卒内定者への内定取り消しを通知したことで批判を浴びていた静岡の造船「カナサシ重工」が、静岡地方裁判所に会社更生法の適用を申請しました。負債総額は201億2000万円。
同社は金融機関からの借入れが出来なかったことなど資金繰りの悪化を理由に操業を停止。また、4月1日の入社式前日に今春入社予定の新卒に対して内定取り消しを通達していました。
静岡の造船「カナサシ重工」が入社1日前に内定取り消し - 不景気.com
しかし朝日新聞(電子版)によると、その後「操業を再開し建造中の船3隻を完成させることで得られる売り上げを運転資金に回す」ことで資金を確保する目処が立ったことから、内定取り消しを撤回し入社を再要請するとしていました。
カナサシ重工が「内定取り消し」を撤回、再入社要請へ - 不景気.com
さらに状況は二転三転、09年3月期末時点で700億円の受注残がありながらも損益面での改善が見込めないことや、金融機関からの融資も期待した結果を得られなかったことなどを理由に自力での再建を断念し、倒産に追い込まれた格好です。
これにより、「内定取り消し」の取り消しも「再取り消し」され全て白紙に戻されることになり、結果として内定者は会社の状況に振り回されるかたちになってしまいました。









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