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老舗の中華料理店「聘珍樓」に破産開始決定、負債12億円

老舗の中華料理店「聘珍樓」に破産開始決定、負債12億円

神奈川県横浜市に本拠を置く中華料理店経営の「株式会社聘珍樓」は、5月20日付で全事業を停止し清算手続を進めることを掲示したなか、5月21日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

同社の前身は1884年(明治17年)に創業の老舗中華料理店「聘珍樓」で、横浜中華街でも名高い中華料理店「聘珍樓」の経営を手掛け、その知名度から東京・大阪・福岡にも出店したほか、カフェやファーストフード形態の店舗も展開するなど事業を拡大しました。

しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みや、利益率の高かった団体客の減少などから業績が悪化したため、事業再編の一環として、2016年に新会社の「株式会社聘珍樓」(同社)を設立し事業を承継した一方、旧社は商号を「株式会社平川物産」に改称し、2017年3月9日付で特別清算の開始決定を受けました。

また、2018年には会社分割により別会社の「株式会社聘珍樓」(同社とは異なる)を新設し、横浜中華街にある「聘珍樓横濱本店」の経営を分離したものの、新型コロナウイルス感染症の影響による客数の低迷で資金繰りが逼迫したため、2022年5月15日付で横濱本店を閉店した後、当該の別会社は債権者から破産手続の開始を申し立てられ、同年6月2日付で破産手続の開始決定を受けました。

その間、同社は横濱本店以外の「聘珍樓」4店舗とカフェ・ファーストフード形態の店舗の運営を手掛けたものの、新型コロナウイルス感染症の影響による客数の減少で業績は回復せず、赤字の継続から債務超過に陥るなど資金繰りが逼迫したため、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。

負債総額は約12億円で、関係会社2社にも同様の措置が取られました。

(2025年5月22日追記):破産手続の開始決定を受けたため、一部内容を加筆・修正しました。

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