東証1部上場の石油元売り大手「出光興産」と「昭和シェル石油」は、2019年4月1日付で経営統合すると発表しました。
統合は株式交換方式により実施し、形式上は出光興産が昭和シェル石油を子会社化することから、2019年3月29日付で昭和シェル石油は上場廃止となります。なお、経営統合後も一定の期間は両社のブランドを併用するほか、トレードネームは「出光昭和シェル」とする予定です。
ガソリンをはじめとする石油製品の需要減退に加え、過剰設備などが国内石油産業の構造的な問題となっているため、経営統合による事業の効率化が急務となっており、両社は3年間で最大300億円のコスト削減を見込んでいます。
両社の経営統合を巡っては、2015年7月に統合協議を開始すると発表したものの、出光の創業家が統合に反対したことから、合意までに3年の月日を要していました。創業家は、取締役を2名推薦できること、出光のブランドを継続使用すること、自己株式を取得することなどの条件付きで、経営統合を認める判断に至ったようです。










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