奈良県田原本町に本拠を置くスポーツ用品製造の「奈良スポーツ株式会社」は、3月1日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1946年に野球スパイクの製造を目的として創業の同社は、1950年からスキー靴の製造に進出すると、その後は国内の大手スポーツ用品チェーンなどを取引先として、スキー・スノーボード靴の製造を主力に事業を展開するほか、釣具・ルアーの製造やトレッキングショーズの販売も手掛けていました。
また、1992年・1998年・2002年の冬季オリンピックに契約選手が出場したほか、その他の国際大会でも多くの契約選手が活躍するなどアスリートからの信頼も高く、スキーブームにも乗って事業を拡大していました。
しかし、スキー人口の減少や海外製品との競争激化で業績が悪化すると、1997年には約54億円の負債を抱え和議を申請し、その後は規模を縮小しながら事業を継続したものの、近年は暖冬の影響もあり販売不振から抜け出せず、資金繰りが行き詰まり今回の措置に至ったようです。
負債総額は約10億円の見通しです。










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