
東証2部上場の海運業「兵機海運」は、100%出資子会社「I.S.LINES」(パナマ)の解散に伴い、同子会社に対する貸付金2億円を債権放棄すると発表しました。
2001年に設立の同子会社は、グループにおける外航事業の主要子会社として事業を展開していたものの、所有する船舶を売却したことに伴い事業目的が終了したため、1月29日付で同子会社の解散を決議していました。
そのため、同子会社の清算手続きにおいて、貸付金2億円(連結純資産に対し10.02%)を債権放棄する見込みとなりました。なお、当該債権については貸倒引当済みのため、業績に与える影響は軽微とのことです。