大阪府堺市に本拠を置く水産物卸の「和歌山共和水産株式会社」は、12月11日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1986年に創業の同社は、回転寿司チェーンなどを取引先として、ハマチ・サーモン・ヒラメ・カンパチ・フグ・マグロなどの鮮魚加工および活魚・鮮魚・水産加工品の卸を主力に事業を展開するほか、ECサイトの運営を通じて小売も手掛けていました。また、大阪の本社工場に加え、東京・築地の営業所や、その近隣に東京工場を開設するなど事業を拡大していました。
しかし、魚価の高騰などから採算が悪化すると、積極的な設備投資に伴う多額の借入金が資金繰りを逼迫し、今秋には一部の取引先に対する支払遅延が発生するとともに、社長と連絡が取れなくなるなど信用不安が囁かれるなか、12月に入り事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。
2017年5月期末時点の負債総額は約24億円の見通しです。








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