東京都渋谷区に本拠を置いていた元・音響機器製造の「山水電気」は、7月9日付で東京地方裁判所から破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
1944年に「山水電気製作所」として創業の同社は、アンプをはじめとするオーディオ機器の製造・販売を主力に事業を展開し、1961年には東証2部へ上場を果たすと、1970年には1部指定となるなど事業を拡大していました。
しかし、オーディオブームの終焉やデジタル化への対応の遅れなどから業績が悪化すると、その後は相次ぐ親会社の変更を経て香港の「ザ・グランデ・ホールディングズ・リミテッド」傘下となり再建を目指したものの、2011年6月には同親会社が経営破綻したことで資金調達の道を閉ざされたため、2012年4月2日付で民事再生法の適用を申請し、同年5月3日付で上場廃止となっていました。
その後は2012年12月に民事再生手続が終結したものの、資金繰りの悪化から債務の弁済が困難となったため、事業継続を断念し今回の措置となったようです。
東京商工リサーチおよび帝国データバンクによると、負債総額は約3億5000万円の見通しです。







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