消費不況により収益力が大幅に悪化している百貨店業界が、消費者の低価格指向を受け、集客に必死の姿勢を見せています。
自主企画により通常の製品より安値な「プライベートブランド」(PB商品)の開発を強化する方針を明らかにしたのは、「そごう」や「西武百貨店」を運営する「ミレニアムリテイリング」。
同社は、PB商品「リミテッド・エディション」シリーズを発表。著名デザイナー「田山淳朗」氏と提携しながらも、企画から生産・販売を一括して行い、買い得感ある価格で消費者を呼び込む狙い。
その他、「大丸」や「松坂屋」を運営する「Jフロントリテイリング」でも、顧客の厳しい価格要求に応えるために、PB商品の強化を行う方針とのこと。
「百貨店も「低価格戦略」で巻き返し そごう・西武、PBへ参入」:イザ!
一方、消費低迷の中でも業績好調な「ユニクロ」(ファーストリテイリング)を誘致し、販売の立て直しを目指す動きも加速。
百貨店各社は当初、ブランドイメージ維持などを理由にユニクロの出店に消極的でしたが、売上の前年割れが続くなど低迷している業績への対処として、徐々に出店受け入れの態度に変化している模様。
東戸塚に新規開店する「西武百貨店」に出店が決まっているほか、「高島屋新宿店」にも来年早々に出店する見通し。日経新聞(電子版)によると、高島屋の店舗は都心最大級になる可能性があるとのこと。
NIKKEI NET(日経ネット):ユニクロ、大手百貨店に一斉出店 まず西武百や高島屋新宿店
朝日新聞(電子版)によると、高島屋新宿店に出店している家電量販店大手「ベスト電器」が8月末にも撤退する見通しと報道。
この店舗が「ユニクロ」に改装されるのかは定かではありませんが、売上減を打開するために、出店している店舗の見直しが進んでいることは間違いないようです。









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