東芝が富士通の持つHDD(ハードディスクドライブ)部門の買収を検討している模様。
買収額はおよそ300億から400億円と見られ、富士通のタイ・フィリピン工場と山形富士通の開発部門が対象になっているようです。
HDDはパソコンで使われているもっとも主流の記憶媒体で、東芝は1.8インチや2.5インチなどのノートパソコン用の小型HDDに強みを持つ。
一方、富士通のHDD部門は世界大手6社の中でも販売で遅れをとっており、スケールメリットを求める東芝と、不採算事業を整理したい富士通の思惑が一致したようです。
HDD価格は下落が激しい一方、ノートパソコンなどの小型記憶媒体は高級機から徐々にSSD(ソリッドステートドライブ)への移行が始まっています。
SSDとは、HDDより小型で読み込みスピードも速く、また物理ドライブを持たないことから振動にも強く消費電力も少ないなど、今後の移行が一層加速すると見られています。
HDDを取り巻く環境は厳しさを増す中、買収によってシェア拡大・コスト削減を狙う強気の一手といえるかもしれません。










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