東京都千代田区神田三崎町に本拠を置く印刷業の「冨士印刷株式会社」は、1月4日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1946年に「秋元印刷」の屋号で創業、1967年に現商号で法人化した同社は、印刷と製本を同時に行うインライン加工を得意とする印刷業者で、パンフレット・カタログや定期刊行物などの印刷・製本を主力に事業を展開していました。また、1963年に神奈川県相模原市で、1987年に埼玉県加須市で、それぞれ工場を開設するなど事業を拡大していました。
しかし、デジタル化の進展に伴う印刷需要の落ち込みで受注が低迷するなか、相模原工場の閉鎖に伴う損失が痛手となり経営が悪化しました。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響による売上の急減で資金繰りが逼迫したため、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。
負債総額は約30億円の見通しです。







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