信用調査会社の帝国データバンクによると、東京都中野区に本拠を置く刺繍製造・販売の「株式会社久家道子エンブロイダリー」は、4月30日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1956年に創業者の久家道子氏が著書「スウェーデン刺しゅう」を発行し、その後は刺繍指導や展覧会の開催、手刺繍ブランド「プチポアン」の展開などで事業を拡大していました。また、同氏は業界での知名度も高く、1992年には科学技術庁長官賞を受賞したほか、2005年には財団法人日本手芸普及協会の名誉会長に就任していました。
しかし、近年は販売の低迷が続いたほか、2019年1月に久家道子氏が脳出血で死去したことでファン離れが進み、直近では新型コロナウイルス感染症の影響による百貨店の臨時休業などで売上が急減したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。
負債総額は約2億円の見通しです。









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