
東証マザーズ上場でダイヤモンドワイヤ開発・製造の「中村超硬」は、11月末をもって沖縄工場(沖縄県うるま市)を一時休止すると発表しました。
主力製品のダイヤモンドワイヤが使用される太陽光関連市場の減速に伴い、シリコンウエハメーカーの生産調整が続いており、ダイヤモンドワイヤの市場価格も年初から約5割下落するなど厳しい環境が続いています。
そのため、事業環境の回復には相当の時間がかかると予想されることから、沖縄工場を一時休止し、経営資源を主力の和泉工場(大阪府和泉市)に集約する決定に至ったようです。
なお、沖縄工場の従業員のうち、希望する社員全員を和泉工場にて継続雇用する方針です。