信用調査会社の帝国データバンクによると、福島県楢葉町に本拠を置く新電力会社の「福島電力」は、債権者から破産を申し立てられ、7月19日付で福島地方裁判所いわき支部より破産手続の保全管理命令を受けたことが明らかになりました。
2016年に設立の同社は、2017年4月に電気小売事業へ参入すると、積極的な販促活動などにより契約数を増やし、2017年9月期には25億円の売上を計上するなど事業を拡大していました。
しかし、請求書の発行遅延や料金の誤請求、コールセンターをはじめとするサポート体制の不備により、顧客からの苦情が頻発するなど運営面での問題が明らかとなり、その後はコールセンターの増強などの改善策を実施したものの、顧客を満足させるだけの運営体制が構築できないとして、2018年5月には電気小売事業からの撤退を発表していました。
同社は、顧客に対し他の電力会社への契約切替を要請し、切替が完了するまでは電気の供給を続けるとしていたなか、今回の措置となりました。
同信用調査会社によると、事業は通常通り継続中で、破産原因について保全管理人の調査および、裁判所での審査が行われるとのことです。









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