
東証2部上場の「広島電鉄」は、2018年3月期通期連結業績予想を下方修正し、当期営業損益が2億2500万円の赤字に陥る見通しを明らかにしました。
2018年3月期通期連結業績予想:広島電鉄
売上高 | 営業損益 | 純損益 | |
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前回予想 | 403億1000万円 | △9000万円 | 8億6000万円 |
今回予想 | 402億5200万円 | △2億2500万円 | 8億5500万円 |
前期実績 | 422億3100万円 | 6億8400万円 | 13億100万円 |
近隣商業施設との競争激化や、商業ビル「ひろでん会館」の閉鎖に伴うテナント退店の影響、天候不順によりサービスエリアの利用者が減少するなど、主に流通部門が不振だったことから、営業損益は前回予想を下回る見通しとなりました。
なお、路線バスの維持に伴う運行補助金が想定を上回ったことから、純損益はほぼ前回予想通りとなりました。