
東証1部上場で業務用大判プリンタなど製造の「MUTOHホールディングス」は、2018年3月期通期連結業績予想を下方修正し、当期純損益が3億円の赤字に陥る見通しを明らかにしました。
2018年3月期通期連結業績予想:MUTOHホールディングス
売上高 | 営業損益 | 純損益 | |
---|---|---|---|
前回予想 | 211億円 | 4億2000万円 | 2億5000万円 |
今回予想 | 202億円 | 2億円 | △3億円 |
前期実績 | 204億9300万円 | 1億8300万円 | △1億1300万円 |
競争激化による製品価格の下落や在庫健全化による原価率の上昇で、売上高は前回予想を下回ると見込むほか、アメリカの税制改革による繰延税金資産の再評価などから、繰延税金資産を取り崩し約4億7000万円の法人税等調整額を計上するため、純損益は従来の黒字予想を一転し赤字見通しとなりました。