長野県松本市に本拠を置く金属表面加工の「ダイナテック株式会社」は、6月5日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1946年に創業、1953年に「中島電化工業所」として法人化した同社は、携帯電話をはじめとする電子機器の表面処理・蒸着加工を主力に事業を展開するほか、電磁波シールドの蒸着加工も手掛け、中国の天津や深圳に子会社を設立し、2009年には東京に事務所を開設するなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷に伴う受注の減少に加え、スマートフォンの台頭により、主力だった携帯電話向け事業の業績が悪化したため、事業規模の縮小や国内生産への回帰などの生き残り策を実施したものの、環境は悪化の一途を辿ったことから、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。
帝国データバンクおよび東京商工リサーチによると、負債総額は約33億円の見通しです。







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