スーパーなどの流通大手「イオン」(AEON)は、2009年2月期の純損益が27億6000万円の赤字に転落することを発表しました。
同社のプライベートブランド「トップバリュ」は、グループのダイエーやマルエツなどでも販売を開始したことなどを受けて、売り上げ高が3687億円と前期比で139%増と好調に推移。
しかし、利益率の高い衣料品などが景気減速を受けて不調に終わり全体の業績を押し下げる要因となった他、アメリカの婦人服子会社「タルボット」の減損処理に多額の費用を計上したことが損失を拡大させる結果となりました。
景気悪化により消費者の生活防衛意識が高まる中、値下げ路線に乗り遅れたことが消費者離れを招いた要因と考えられ、すでに発表されている値下げに加えて今後も低価格を売りにした販売手法で業績の回復を図るものと見られます。
また、今後は大型店(総合スーパー)の出店を3店舗に留め、小型スーパーの「まいばすけっと」の出店に資金を注力し現在の29店舗から100店舗への増加を予定しているとのことです。
スーパー事業者が小型店舗へのシフトを鮮明にさせる中、コンビニエンスストアは低価格路線に活路を見出し始めており、徐々にその垣根がなくなりつつあるように感じ、今後新たな小売競争へ繋がる可能性が高そうです。







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