官報によると、神奈川県湯河原町に本拠を置く温泉旅館経営の「合資会社亀屋旅館」は、3月21日付で横浜地方裁判所小田原支部より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
1885年(明治18年)に創業の同社は、湯河原温泉にて客室数9室の温泉旅館「亀屋旅館」の運営を手掛けていました。同施設は自家源泉2本を有し、湯河原温泉随一の湯量を誇る老舗の温泉宿で、自慢の泉質が人気となっていました。
しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みや競争激化で業績が悪化すると、新型コロナウイルス感染症の影響も重なり厳しい経営環境に陥りました。加えて、老朽化する施設・設備の改修費用や後継者問題もあり、2021年8月に施設を閉館しました。
その後は施設を別会社に貸し出し、その賃料収入により債務返済を進める一方、施設は別会社により2023年8月にリニューアルオープンされたものの、ここへ来て資金繰りの行き詰まりから今回の措置に至ったようです。
負債総額は約1億5000万円の見通しです。









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