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鶏卵大手の「イセ食品」が会社更生法申請、負債453億円

鶏卵大手の「イセ食品」が会社更生法申請、負債453億円

東京都千代田区有楽町に本拠を置く鶏卵大手の「イセ食品株式会社」は、債権者から3月11日付で東京地方裁判所へ会社更生法の適用を申請され、同日付で保全管理命令を受けたことが明らかになりました。

1912年に創業の同社は、鶏卵生産・販売の大手業者として知られ、育種改良から飼育・採卵・販売まで一貫して手掛けていました。また、1990年に発売したブランド卵「森のたまご」が、1997年にブランド卵の国内販売数量で1位を記録するなど人気となっていました。

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による卵価の下落や、飲食業界からの需要の落ち込みに加え、飼料価格の高騰も重なり業績が悪化すると、積極的な事業拡大に伴う多額の借入金が資金繰りを逼迫していました。

そのため、私的整理による再建を目指し各所と協議を進めたものの、合意に至らなかったことから、債権者より会社更生法を申請され今回の措置に至ったようです。

グループ会社で飼料の仕入・販売を手掛ける「イセ株式会社」にも同様の措置が取られ、2社合計の負債総額は約453億円の見通しです。

なお、保全管財人によると、金融機関との間で資金繰りに必要な資金融資の契約を締結済みで、今後は早期に支援スポンサーを選定し、事業の再建を目指す方針です。

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