ジャスダック上場で液晶ガラス基板加工を手掛ける「倉元製作所」は、2019年12月25日付で事業再生実務家協会に申請していた事業再生ADR手続について、対象債権者の取引金融機関から事業再生計画への同意が得られたため、3月30日付でADR手続が成立したと発表しました。
取引金融機関の7行を対象として、借入金の総額21億5400万円の一部となる11億700万円について債務免除を受ける予定です。なお、2019年12月期末時点の債務総額23億4200万円に対して、債務免除額の割合は47.3%に相当します。加えて、スポンサー契約を締結した「ニューセンチュリー有限責任事業組合」から、第三者割当増資により約7億円の出資を受ける予定です。
1975年に設立の同社は、液晶ガラス基板の加工を主力に事業を展開しているものの、リーマンショックによる受注減や液晶市場縮小の影響を受け、債務超過に陥るなど業績が悪化していました。
なお、同社は2019年12月31日までに債務超過の解消が必要となる上場廃止の猶予期間入り銘柄に指定されていたものの、事業再生ADR手続の成立に伴い、猶予期間が1年間延長されます。









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