埼玉県さいたま市に本拠を置く建設業の「株式会社エム・テック」は、10月1日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
1988年に設立の同社は、プレストレストコンクリート工法を祖業とする総合建設業者で、官公庁や高速道路各社などを取引先として、橋梁・防波堤などの土木工事や建築工事を手掛け、埼玉本店や東京本社のほか、仙台・岩手・福島・郡山・水戸・千葉・長野・名古屋・大阪・香川・広島・福岡に支店を開設するなど事業を拡大していました。
一方、事業拡大に伴う資金需要の増加で厳しい資金繰りが続いていたことに加え、2017年12月に民事再生法の適用を申請した「PROEARTH」(神奈川県厚木市、後に破産手続へ移行)に対して資金の焦げ付きが発生し、一時は同社に対しスポンサー支援の意向を表明したものの、その後に撤退するなど動向が注目されていました。
また、今年3月には東京都より受注した工事において、東京地方検察庁より港則法違反で起訴され、自治体から指名停止処分を受けるなど信用が失墜したため、自力での再建を断念し今回の措置に至ったようです。
2017年7月期末時点の負債総額は約154億円の見通しです。
(2018年10月6日追記):信用調査会社の帝国データバンクによると、民事再生法申請時の負債総額は約253億5000万円とのことです。










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