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東京・新宿の老舗「花園万頭」が自己破産、負債22億円

東京・新宿の老舗「花園万頭」が自己破産、負債22億円

東京都新宿区に本拠を置く和菓子製造・販売の「株式会社花園万頭」は、5月31日付で東京地方裁判所へ自己破産を申請し倒産したことが明らかになりました。

1834年(天保5年)に石川県金沢市で創業した「石川屋本舗」を前身として、その3代目が東京へ進出を果し、東京の青山や赤坂と移転を重ね、1930年に現在の新宿へ移転するとともに、近隣の「花園神社」に因み現商号へ改称しました。

その後は、「日本一高い、日本一うまい」のキャッチコピーで主力商品の「花園万頭」が人気を得たほか、「ぬれ甘なつと」「花園春日山」などの銘菓を生み出し、首都圏の百貨店や商業施設などに多数の直営店を開設したほか、茨城県土浦市に自社工場を構えるなど事業を拡大していました。

しかし、バブル期の過大な有利子負債や、東日本大震災に伴う売上の減少で業績が悪化すると、不採算店舗の閉鎖などのリストラ策を進めたものの、収益改善には至らず決済難に陥ったことから、やむなく今回の措置に至ったようです。

負債総額は、帝国データバンクによると約22億円、東京商工リサーチによると約20億円の見通しで、当面は店舗の営業を継続する意向です。

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