北海道小樽市に本拠を置く商業施設運営の「株式会社小樽ベイシティ開発」は、12月7日付で札幌地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
小樽築港駅の貨物ヤード跡地の再開発を目的として、マイカルグループなどの出資により1991年に設立の同社は、1999年に商業施設の「マイカル小樽」を開業しました。同施設は、延床面積34万平方メートルの敷地に、総工費約600億円をかけて建設した大型施設で、キーテナントの「小樽ビブレ」やスーパーの「小樽サティ」、映画館の「ワーナー・マイカル・シネマズ小樽」やホテルの「ヒルトン小樽」などが入居していました。
しかし、2001年9月に親会社だった「マイカル」が民事再生法の適用を申請したため、それに連鎖するかたちで同社にも同様の措置が取られ、その後は再生手続により資産売却を進める一方、2003年には施設の名称を「ウイングベイ小樽」へ変更し再出発を目指していました。
ところが、残債務の返済をめぐり、特定調停により債務圧縮の合意を得たものの、スポンサーの確保に至らず返済が困難となるなか、企業再生ファンドの「ルネッサンスキャピタル」が債務を肩代わりし、経営再建を支援する方針を明らかにしたため、事前調整型の法的処理として今回の措置に至ったようです。
負債総額は約280億円の見通しです。










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