
福井に本拠を置く東証1部上場の「セーレン」が、入社式直後に新入社員に対して半年間の自宅研修を命じていたことが明らかになりました。
対象となるのは、セーレンとグループ企業のKBセーレンの新入社員101人のうち72人。
半年間の自宅研修期間中は給料の6割が支給されるとのことで、自宅研修では通信教育で資格取得を目指させるようです。
景気悪化によって受注減が続いていることで生産調整を余儀なくされているのが今回の措置になった理由で、自宅研修が終わる9月15日からは通常通りに出社する予定。
セーレンは1889年創業の繊維メーカー。繊維品の染色から繊維製品の企画製造販売までを手掛けており、また電子制御機器・電子部品などを製造するなど多角化しています。