東証プライム上場の建設機械メーカー「加藤製作所」は、中国子会社の「加藤工程机械」(江蘇省)が保有する売上債権の5億9243万元(約118億円)を放棄すると発表しました。
2004年に設立の同子会社は、中国市場向けに油圧ショベルの生産を手掛けていたものの、中国の景気減速に伴う建設機械の需要低迷や、中国メーカーとの競争激化に伴い販売が低迷しました。
そのため、2024年3月には生産調整を目的として油圧ショベルの生産を一時停止し、増加した在庫の販売に注力していたものの、依然として厳しい環境が続いたことから、2024年7月に同子会社を解散および清算すると発表しました。
一方、同子会社における資産の適切な処分を検討するなか、同子会社の取得を望む中国企業が現れたことから、解散および清算を取り止め、同子会社の譲渡契約を締結しました。
そのため、当該契約を成立させる目的で、同子会社が保有する回収見込みの薄い債権について、事前に債権放棄することが必要と判断し今回の措置に至ったようです。
なお、当該債権については全額を貸倒引当済みのため、業績に与える影響はないとのことです。









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