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栃木の「宇都宮グランドホテル」に破産開始決定、負債10億円

栃木の「宇都宮グランドホテル」に破産開始決定、負債10億円

栃木県宇都宮市に本拠を置くホテル経営の「株式会社宇都宮グランドホテル」は、8月20日付で宇都宮地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

1954年に「割烹旅館陽南荘」として創業の同社は、1971年に現在の建物を建築し「宇都宮グランドホテル」として営業を開始しました。同ホテルは約2万坪におよぶ大庭園を望む客室数58室の西洋式ホテルで、国内外の要人が多く宿泊したことや、地元政財界の集まりに使われるなど名門ホテルとして知られていました。

しかし、景気低迷や競争激化による結婚式や宴会の減少で業績が悪化すると、過去の設備投資による借入金が資金繰りを逼迫したため、2016年には土地・建物など不動産を売却する一方、新会社として同社が設立されホテルの運営を引き継いでいました。

その後は各方面からの支援もあり再建への道を歩んでいたものの、新型コロナウイルスの感染拡大による施設の休業や、外出自粛による客足の急減で事業継続が困難となり、2021年7月末をもって営業を停止し事後処理を進めていました。

負債総額は約10億8000万円の見通しです。

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