静岡県浜松市に本拠を置く貸衣装業の「株式会社ラビアンローゼ」と関係会社の「株式会社ウインクル」は、4月21日付で静岡地方裁判所浜松支部へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
1981年に創業の同社は、結婚式の衣装を中心に成人式・卒業式・お宮参り・七五三などの貸衣装事業を手掛け、浜松本店のほか静岡・名古屋・東京・ハワイなどに店舗を構えていました。また、1987年には関係会社の「ウインクル」を設立し、結婚式場の紹介や自社式場の運営によるウエディングプロデュースも手掛けていました。
一方、価値観の変化に伴い、近年は結婚式の簡素化や結婚式を行わないカップルが増えたほか、少子化に伴うターゲット人口の減少で厳しい環境が続いたため、赤字に陥るなど業績が悪化していました。加えて、店舗出店に伴う多額の借入金が資金繰りを逼迫するなか、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で貸衣装や結婚式のキャンセルが相次いだことから、自力での再建を断念し今回の措置に至ったようです。
負債総額はラビアンローゼが約30億円、ウインクルが約20億円、2社合計で約50億円の見通しです。なお、営業はこれまで通り継続しており、予約済みの貸衣装や結婚式についても変更なく行うとのことです。









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