奈良県五條市に本拠を置く元集成材製造の「TS商事株式会社」(旧商号:トリスミ集成材株式会社)は、10月10日付で大阪地方裁判所より特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。
1946年に創業の同社は、建築向け構造用集成材など各種集成材の生産・加工を主力に事業を展開するほか、建築工事の設計・施工や木材・接着剤の輸入・販売も手掛け、ピーク期には100億円以上の売上を計上するなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷による住宅着工件数の減少で受注が落ち込むと、輸入する木材価格の高騰や設備投資に伴う借入金が資金繰りを逼迫したため、地域経済活性化支援機構による支援の下で、スポンサー企業により設立された新会社「トリスミ集成材株式会社」に事業を譲渡した一方、自らは清算目的会社として現商号へ改称し事後処理を進めていました。
負債総額は、帝国データバンクによると約42億円(2017年9月時点)、東京商工リサーチによると約64億円(2017年3月期決算時点)の見通しです。










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