
神奈川県厚木市に本拠を置く建設機械レンタルの「株式会社PROEARTH」は、12月26日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
2007年に設立の同社は、解体機を中心とする建設機械のレンタル・リースを主力に事業を展開し、宮城・埼玉・熊本に支店・営業所を開設するとともに、東日本大震災や熊本地震の復興需要を取り込み、2016年7月期の売上高は130億円を計上するなど事業を拡大していました。
しかし、急激な事業拡大に伴う多額の借入金が財務状況を悪化させると、2017年10月に取引先の土木工事業「株式会社日商」(宮城県仙台市)が破産したことで、資金の焦げ付きが発生したため、資金繰りが行き詰まり自力での再建を断念したようです。
帝国データバンクおよび東京商工リサーチによると、負債総額は約151億円の見通しです。