オランダの銀行大手で事実上政府管理下に置かれている「ABNアムロ」が、約5000人の削減を行うことを明らかにしました。
これは、同様に政府下に置かれているフォルティス銀行・オランダ部門との統合による余剰人員の削減が主な目的とのこと。
ABNアムロは07年にイギリス「RBS」、ベルギー・オランダ系「フォルティス」、スペイン「サンタンデール」によって買収されることになり、買収企業3社は事業を3分割し、それぞれを傘下に納めることで合意。フォルティスはABNアムロのオランダ部門を買収し傘下に加えていました。
しかし世界的な金融危機によって本体の業績が悪化し破綻同然となったため、フォルティスは政府の管理下に置かれることになり、オランダ政府はフォルティスのオランダ部門とABNアムロの統合を主導、その一環でのリストラ策と見られます。
統合後は「ABNアムロ」を存続企業として再生を急ぐ考えで、早ければ2011年にも他行への売却を目指すようです。
金融業界では世界的な規模での再編が続いており、日本の金融企業がその再編にどこまで食い込めるかが、今後の日本経済に大きな影響を与えると言えそうです。








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