
イギリスの銀行大手「ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド」(RBS)の2008年通期の最終損益が241億ポンド(3兆3740億円:1ポンド=140円換算)の赤字に陥ることが明らかになりました。
この赤字額はイギリスでの「史上最大」の企業赤字となり、事態の深刻さがうかがえます。
各行が金融危機によって経営を悪化させる中、2007年に行われたRBSによる「ABNアムロ」の買収によって、被害をより拡大させ、火に油を注ぐような格好になってしまいました。
またBBCでは、F1チームの「ウィリアムズチーム」との契約も2010年で終了させるなど、数々のスポンサーシップを解除する予定であると伝えています。
これまでのイギリスの最大赤字は「ボーダフォングループ」の約150億ポンド(2兆1000億円)。