
山梨県北杜市に本拠を置くゴルフ場経営の「ヴィンテージリゾート株式会社」は、9月15日付で甲府地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
2000年に設立の同社は、1994年に設立された「ダイワヴィンテージ」の事業を継承するかたちで、ゴルフ場「ヴィンテージゴルフ倶楽部」の経営を主力に事業を展開するほか、関連会社を通じブドウ畑を所有しワイン作りも手掛けるなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みやゴルフブームの一巡で客足が落ち込むと、関連会社の連帯保証人となっていたことで、その債務返済について第三者より破産を申し立てられ今回の措置に至ったようです。
帝国データバンクよると、負債総額は約109億円の見通しで、今後もゴルフ場の営業を継続する方針とのことです。