千葉県松戸市に本拠を置く運送業の「加藤運輸有限会社」は、10月25日付で千葉地方裁判所より再生手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。
1979年に設立の同社は、食品の配送を中心とする一般貨物自動車運送業者で、積極的なM&Aにより事業規模を拡大すると、2019年にはグループの車輌保有台数が570台を超えたほか、物流拠点や営業拠点も千葉・埼玉・茨城を中心に静岡や滋賀に展開していました。
しかし、積極的な事業拡大に伴い資金需要が旺盛だったことに加え、従前より採算性に問題を抱えていたことで業績が悪化すると、不採算となっていた青果事業の譲渡を目指したものの、譲受人との間で係争が発生しました。
その間、係争先への牽制を目的として、2024年3月22日付で元子会社が加藤運輸に対して民事再生法の適用を申請したものの、係争は終わらず状況が悪化し、その後は私的整理による再建を目指したものの、係争による一連の信用問題が影響し資金繰りが逼迫したため今回の措置に至ったようです。
負債総額は約68億円で、今後はスポンサー企業を選定し再建を目指す方針です。







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