群馬県みなかみ町に本拠を置く手作りガラス製造・販売の「上越クリスタル硝子株式会社」は、10月1日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1905年に理化学ガラスの製造を目的として創業の同社は、1947年に照明用ガラスの製造を開始すると、その後は工芸品やステンドグラスなども手掛け、これまでに「帝国ホテル」へシャンデリアなどを納入したほか、皇居新宮や須崎御用邸に製品を納入するなど、技術力が高い評価を得ていました。
また、1990年には工場見学やガラス体験ができ、美術館を併設する観光施設の「月夜野びーどろパーク」を開場したほか、1997年には関連会社として地ビール醸造所の「月夜野クラフトビール」を設立するなど事業を拡大していました。
しかし、バブル崩壊後は業績が悪化し債務超過に陥るなか、新型コロナウイルス感染症の影響による売上の減少も重なり資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。
負債総額は約10億3000万円の見通しです。また、関連会社の「月夜野クラフトビール株式会社」にも同様の措置が取られる見込みです。









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