信用調査会社の帝国データバンクによると、大阪府大阪市に本拠を置く元喫煙具卸の「パシバ株式会社」(旧商号:株式会社元林)は、7月7日付で大阪地方裁判所より特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。
1905年に創業の同社は、ハッカパイプ・シガレットパイプ・ライター・キセルをはじめとする喫煙具やステッキの卸を手掛け、東京・広島・高松・福岡などに営業拠点を開設したほか、輸出を積極化するなど事業を拡大していました。
しかし、喫煙者の減少に伴い喫煙具の売上が減少すると、バッグや革小物・雑貨の企画・卸に活路を求めたものの、電子式・加熱式タバコの普及による喫煙具市場の縮小で売上は悪化の一途を辿り、債務超過に陥るなど資金繰りが悪化していました。
そのため、2020年には本社不動産を売却し、本社を大阪から神戸に移転するなどのリストラを進めた一方、2021年に入り新会社を設立し事業を継承するとともに、自らは現商号へ改称し事後処理を進めていました。
負債総額は約34億円の見通しです。










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