信用調査会社の東京商工リサーチによると、神奈川県小田原市に本拠を置く水産練製品製造の「株式会社美濃屋吉兵衛商店」は、5月20日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
今から450年以上前に創業したとされる同社は、小田原かまぼこ・わさび漬け・梅干・塩辛などの製造・販売を主力に事業を展開し、今から350年程前に「糀入りイカの塩辛」を初めて製造するなど老舗業者として高い知名度を有していました。
しかし、個人消費の落ち込みや食の多様化を要因として業績が悪化すると、多額の借入金が資金繰りを逼迫したため、2015年1月28日付で民事再生法の適用を申請しました。
ところが、顧客からの根強い支持や金融機関からの支援により、民事再生法以外での再建を目指すことになり、同申請を取り下げた一方、会社分割により新会社(現・株式会社美濃屋吉兵衛商店)を設立し事業を継承し、旧会社は2017年10月27日付で特別清算の開始決定を受けました。
その後は、新会社が再建に向け事業を展開したものの、販売不振が続いたことに加え、資金繰りの問題も解決できなかったため、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。







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