元ジャスダック上場でスイッチング電源製造の「イーター電機工業株式会社」(東京都大田区)は、12月25日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
1979年に設立の同社は、スイッチング電源の設計・製造・販売を主力に事業を展開し、1996年には株式を店頭登録(2004年にジャスダック上場)すると、スイスおよびアメリカに販売子会社を設立したほか、1997年にはマレーシアの提携工場を子会社化し海外生産を本格化するなど事業を拡大していました。
しかし、景気低迷による受注の減少に加え、円高進行に伴う為替差損の計上や輸出の不振で業績が悪化すると、2015年3月期に多額の棚卸資産評価損を計上したことで債務超過に陥りました。その後は、第三者割当増資により一旦は債務超過を解消したものの、2016年3月期にも債務超過に陥ったため、2期連続での債務超過により2016年7月に上場を廃止していました。
その後も事業を継続したものの、上場廃止による信用不安や業績の悪化で資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。
負債総額は、帝国データバンクによると約50億円、東京商工リサーチによると約31億円の見通しです。







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