
スペインのプロサッカー「リーガ・エスパニョーラ」に所属するサッカーチーム「レアル・サラゴサ」は、6月8日付でスペインの倒産法に基づく法的整理を申請したことが明らかになりました。
1932年に創設の同チームは、強豪ひしめくスペインのトップリーグに所属する名門として知られ、2006-2007シーズンにはリーグ6位に躍進するなど中堅クラブながら安定した力を発揮していました。
しかし、2007-2008シーズンの不振により2部リーグへ降格すると、収益の減少などから資金繰りが逼迫し、その後は1部リーグへ復帰を果たしたものの、一方で資金繰りの改善は一向に進まなかったため、債務整理を目的として今回の措置に至ったようです。
同チームによると、負債総額は1億1000万ユーロ(約130億円)の見通し。