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元上場の通信業「YOZAN」に破産決定、負債143億円

元上場の通信業「YOZAN」に破産決定、負債143億円

東京都世田谷区に本拠を置く通信業の「株式会社YOZAN」は、9月20日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

1990年に「株式会社イーゼルロボットビジョン」として設立の同社は、携帯電話用集積回路の設計・開発を主力に事業を展開し、2000年9月にはJASDAQ市場に株式を店頭公開すると、その後は電気通信事業に進出し、ポケベル・PHS・WiMAXの各事業を展開していました。

しかし、多額の投資を行ったPHS事業が携帯電話の普及により不振に陥ると、起死回生を狙ったWiMAX事業でも需要が伸び悩んだため、結果として両事業からの撤退を余儀なくされ、2008年3月期には100億円超の債務超過に陥るなど資金繰りが悪化したことに加え、2008年9月には有価証券報告書の提出遅延に伴い上場廃止となっていました。

その後は事業を縮小する一方で、会社分割や事業売却などの再編を進めたものの、債権者から破産手続を申し立てられ今回の措置に至ったようです。

2007年12月31日時点の負債総額は約143億円です。

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