
富士フイルムグループの「富士フイルムイメージングシステムズ」は、白黒フィルムおよび白黒印画紙の販売を終了すると発表しました。
1936年に白黒フィルムの製造・販売を開始し、写真需要の拡大により主力商品に成長したものの、その後はカラー写真の普及やデジタルカメラの台頭で白黒フィルムの需要が減少しているため、今後の安定的な供給は困難と判断し今回の決定に至ったようです。
今後、白黒フィルムは2018年10月をめどに、白黒印画紙は2018年10月から2020年3月までをめどに、それぞれ出荷を終了する予定です。なお、白黒フィルム・白黒印画紙ともに全種類の販売終了となるため、代替品はないとのことです。